1月中旬、母と2人で京都旅行してきました!
詳しい人、アクティブな人からは「もったいなくない?」と言われそうなくらい、の~んびりした旅程です。この時期の京都は寒いし外国人観光客で溢れているらしいし、基本的に母とはお喋りしているだけで楽しいので、無理せずね!
1日目
・瀧尾神社
・ギャラリー遊形
・鍵善良房
・夕食
2日目
・京都御所
・伊勢丹でお買い物
・夕食
3日目
・大豊神社
・ランチ
13時頃に到着する新幹線で京都へ。お昼は車内で済ませました。
今回のホテルは「京都センチュリーホテル」です。3年前?に来たときは隣の「サウザンド京都」に宿泊しましたが、今回はブラックフライデーのセールで京都センチュリーのスイートルームがお手頃だったので。スイートなので広さはもちろんですが、清潔感も設備も十分でしたし、我々母娘にオシャレ感?モダンな雰囲気?は無くてよいので、センチュリーでとても満足です。
www.keihanhotels-resorts.co.jp
また、二人ともバスに乗るのが苦手だし免許無しのため移動は電車ベースなので、京都駅に近いことが何より便利です!
到着後、まずは荷物を預けて瀧尾神社へ。
京都からJR奈良線で一駅の東福寺駅で下車。駅名のとおり東福寺へ向かう人が大多数ですが、我々は逆方向に。私が辰年なので、どうしてもカッコ良い龍を見たかったのです!



拝殿天井の木彫りの龍が圧倒的で、大迫力。宝珠を掴んでいる脚の爪までも素敵。ちなみに、手水舎のお水が出るところも龍。カッコ良すぎて痺れます。干支の中で唯一の伝説の生き物、龍。この年齢になってからは特に、辰年に大変な魅力を感じています。
烏丸御池まで戻り、ギャラリー遊形へ。
こちらで俵屋旅館の石鹸を買うことが多いです。香りが良いので、下着やお洋服の引き出しにポイっと放り込んだりしています。手軽なので、お土産にも良いかなと思います。割と母の京都土産の定番化も。
その後は鍵善良房 四条本店へ。
前回の京都旅行でこちらのお店の「おひもさん」が気に入り購入したかったのと、今回は喫茶も利用してみたくて行きました。ちょうどお茶の時間だったので混雑しているかな?と思いましたが、並ばずに入れました。
母はきび餅ぜんざい、私はくずきりを注文。きび餅って普段食べないのですが、とても美味しかったです!くずきりは黒蜜・白蜜から黒蜜を注文しました。黒蜜がサラっとして甘すぎず濃厚過ぎず、でもしっかり甘味がありこちらも大満足の一品でした。
夕食は、京都伊勢丹の地下で551のお弁当を持ち帰ってお部屋で食べました。
京都の夜って、不慣れなのと行きたいお店や行きつけのお店もないので、ホテルでお茶を淹れてゆっくり食べるのが好きです。母と私はお酒も飲まないし小食なので、夜は特に外食は気が引けます。551のお弁当も、こちらでなければ食べられないですし♡
2日目は相国寺と承天閣美術館へ。若冲の作品が観たかったのです。
10年くらい前、都美術館でものすごい混雑で圧倒されて行かずじまいに終わったので、観てみたくて。でも、そこはのんびり・思い付きの無計画旅なので、常設ではなく企画展の「禅寺の茶の湯」が開催中だったのですね~!



でも、若冲は重要文化財「月夜芭蕉図床貼付」「葡萄小禽図床貼付」を観ることができました。特に葡萄の方が好みでした。植物の絵、好きです。
またこちらの美術館の解説が、よくある斜めになったパネルに書いてあるタイプではなく展示されているガラスケースにシールで貼ってあり、光も反射せず、少し離れていても非常に読みやすかったです。
今まで私よりも数多く京都に訪れている母も、そういえば行ったこと無いわ!と言っていたので、プラっと行ってみました。
足元が砂利なので、興味があるなら少しでも若いうちの方が良いよね~などと言いながら歩いていたら、出口から出てきたご夫婦の御主人が「もうだめだ、砂利で腰が痛くなって歩くのがきつい」と言っており、奥様に「あら!じゃあタクシーでも呼んで帰ろうか?」などと会話していました。やっぱりね…。
御所はそれなりに外国人観光客も見かけました。
伊勢丹でお買い物
京都に来ても伊勢丹見てるんかい!という感じですが、規模感も大きすぎずフラフラしやすくて好きです、しかも空いている。ここでお土産も購入しておきました。父は大安の漬物が好きなのですが、日本橋高島屋で買えなくなったのでついつい色々と買ってしまいます。
私はなぜか、セールになっていたジャンパースカートを購入しました。
夕食
今日も伊勢丹で購入。食後のデザートにと母がカットされたマスクメロンを購入してくれたのですが、これがとっても美味しくて!ホテルって乾燥しがちだから?すごく体に沁みるような感覚になりました。
ちなみに、進々堂で翌日の朝用にパンも購入。
大豊神社
3日目は蹴上まで電車で向かい、その後頑張って20分ほど歩きます。なかなかの坂道もあるのでバスやレンタカーで行けばよいのかと思いますが、我々母娘はどうにもバスが苦手。背に腹は代えられません。昨日までは1月の京都のわりにとても暖かかったのに、今日に限って普段通りの寒さとなりました(笑)
お喋りしながら頑張って歩いたところに、ありました~!「今まで皆さんどちらにいたのかな?」というくらい、小さな神社のわりに人がたくさんいました。



こちらも外国人観光客はゼロでした。今年は巳年なので、蛇を祀っているこちらに来たかったのです!
大豊神社からの帰りは、タクシーに乗ろうか迷いつつ歩いていたら丁度流しと遭遇できたのでタクシーで細見美術館へ。当時は「琳派展 24 抱一に捧ぐ ―花ひらく〈雨華庵うげあん〉の絵師たち―」が開催されており、またもや若冲を観ることは叶わず。でも、せっかくなので観ていきます。
なんの知識も無いですが、植物画が好きだなと思うことが多いですね。細見美術館は敷地が小さいので階段での階移動があり、やっぱり足腰元気なうちでないと億劫になるだろうなとも思いました。
細見美術館は、チケットではなく「シールを見えるところに貼っていてね」システムなのですが、気づいたら私のシールが行方不明に…。母に「ねぇ、コートの後ろ側とかに着いてない?」と聞くも、見当たらず。その後、お手洗いに行った際にふと鏡を見たら分かりやすく髪の毛に堂々と着いており、母って今まで私のどこ見て喋ってたんだろう?
ランチは伊勢丹のレストラン街へ!
デパ地下お弁当が続いたので、ヘルシーに京野菜の蒸し料理が付いたメニューを選びました。旅行中って野菜不足になりがちですよね?
最後に551の豚まんと御座候を買って、御座候は新幹線でのおやつに。
ホテルをチェックアウトし、15時台の新幹線で帰路につきました。
数年前に母と京都に行ったときは「次は平等院鳳凰堂が見たい!」と言っていたのですが、このインバウンドで大混雑かな?と思ったり、宇治まで行って内部見学をしたりすると半日終わっちゃう?などという緩いプランニングが好みの我々母娘には、ちょっとハードルが高かったです。気候が良い時期だと、また違ったかもしれません。また次に機会があれば、平等院には行ってみたいなぁと思います。
私、中学の修学旅行がド定番の京都ではなく神戸広島という異例さだったので、未だに清水寺とか金閣寺も行ったことがないのです。でも、今更外国人観光客で大混雑したところに行きたいとも思わず…。いつか行ってみたいような気もします。
行きたいなと思っていた富小路粥店は、タイミングが合わず~。京都駅周辺にいるとついつい「まぁ伊勢丹で良いか!」になりがちなので、次回は行ってみたいです!お粥だいすき♡
母娘旅、気負わず焦らず適当で緩くて楽しくて安心で、良いですよね〜。
体調面でお互い不安点もあるので、遠慮したり我慢せず「ちょっと休みたい」と言えるのもありがたいです。