物欲ダイアリー

どうしてこの世は欲しいもので溢れているの

5日目@ヴェネチア~フィレンツェ

ヴェネチアからフィレンツェへの移動日です。ヴェネチアも素敵な街で、また訪れたいなぁと思います。

 

 

 

チェックアウト

朝食後、荷造りをしてフィレンツェに向かいます。今回はフレッチャロッサの新しいタイプの車両です。電車事情はお察しのとおりなので、余裕を持って駅に向かいます。駅にセフォラが入っており、思わずお買い物。

セフォラってワクワクしませんか?

フレッチャロッサ

ヴェネツィアにお別れです。

今回は窓が綺麗でした

前回同様にビジネスクラスなので、ボックスでの飲食サービスがあります。フィレンツェまでは2時間程度なので割とあっという間。


フィレンツェ到着

フィレンツェは本当に何も予定を決めず、旅程の折り返しでもあるのでこの辺りでお買い物や少しのんびりするつもりでした。振り返れば、このイタリア旅行の中で一番駅周辺の治安の悪さを感じました。ホテルは駅の近くだったので、急ぎ足でチェックイン。このタイミングで洗濯もしておきました。近くにランドリーがあって助かりました。


街並みが美しく、統一性のある色合い。条例で細かく決まっているんですね。窓枠は「緑色か茶色」の決まりらしく、確かにホテルのお部屋の窓枠も緑でした。

ホテルの窓からの景色


サンタマリアノヴェッラ教会

可愛らしい外観。教会の前の広場には緑があり、爽やかな印象の場所でした。サンタマリアノヴェッラ(お店)の中から、教会の中が一部見えるみたいです。

明るく、開けていて気持ちの良い場所でした

サンタマリアデルフィオーレ大聖堂・サンジョヴァンニ洗礼堂

道中にジノリの本店がありディスプレイも美しく、店内は美術館のようにも見えて魅力的でした。あのとき立ち寄って、小さなもので良いから記念に何か買えばよかったなぁと後悔しています。

見切れたジノリのウィンドウ。このまま店内に入れば良かった…と悔やんでいます。奥に大聖堂が見えます

歩いていると突如前方に大きな建物が。すご~い!こんなに突然!イタリアってちょっと歩けば至るところに壮大な建物があって、驚いてばかりです。市街に鐘の音が響くのも素敵。

壮大

予約が無くても見学できるドゥオーモ内部の見学に行きました。クーポラ部分の天井画は、最後の審判が描かれています。天井がものすごく高くて、見上げていたら首が痛いほど。感動しました。

左の写真から更に目線を上げると、右の天井画

家族が手を伸ばして外カメラで撮影。勘なのに上手だったので、ひと盛り上がり。

レップブリカ広場 

ここにはメリーゴーランドが設置されていて、海外っぽさ満点でした。近くにリナシェンテ(デパート)があることも確認できました。物欲センサー

シニョリーア広場

ヴェッキオ宮殿前の広場で、奥にはウフィッツィ美術館があります。ここは現在フィレンツェ市庁舎だなんて、オシャレすぎて驚愕。フィレンツェでは美術館は予約しなかったので、広場でダビデ象のレプリカやネプチューンの噴水を観察。ドナテッロ作の彫像のレプリカも見られます。レプリカでも、ミケランジェロやドナテッロの作品が誰でも見られる場所に設置されているフィレンツェ、凄い。

ヴェッキオ橋~サンタトリニタ橋~トルナブォーニ

そのまま散歩を続けます。ヴェッキオ橋には貴金属店がたくさんあり惹かれますが、目利きができないので見るだけ。夕暮れ少し前の、青空と夕焼け空がまざった瞬間で美しかったです。

余談も良いところですが、20代前半あたりにポンテベッキオのハーフエタニティを購入して今も(旅行中も)愛用しているので「ほらご覧、ここが本当のポンテヴェッキオだよ」という気分になりました。

ベッキオ橋。貴金属店がぎゅうぎゅうです💍
街並みも空も日差しも、反射した水面も、全て美しかったです

サンタトリニタ橋を渡り、フェラガモ本店にも。貴族のお館が店舗になっていて、重厚感のある外観。内装はもちろんモダンで素敵でした。絨毯が赤かった…と思います。日本で買うのと大差ない価格なので、それなら百貨店のお買い上げ金額及びポイント加算にしたいな♡というケチ。フェラガモも、デザイナーが変わる前の方が好みだったかもしれません。


クリスマスが近づいているからか、トルナブォー二通りにはイルミネーションが飾られていました。

ストリートバイオリンを演奏している人たちにより、更にロマンチックに。

夕食@TRATTORIA DALL’OSTE

ホテル近くで済ませよう、でもビステッカを食べてみたいね!ということでビステッカが食べられるチアニネリア トラットリア ダッラオステに。韓国人がオーナーだからか?客層は欧米か韓国人がほとんどでしたが、日本語メニューもありました。我々は一度も他のアジア人と間違われることなく常に「日本人」として扱われましたが、そんなに日本人感強い…?と不思議でした。

ビステッカとリッボリータ

ビステッカと、リッボリータ(パンと野菜、豆を入れて煮込んだスープ?のようなお料理)を食べました。どちらもフィレンツェの郷土料理ということで満足。本当にお腹いっぱい!もっと食べたい気持ちと相反する、小さな胃。悲しいです。

 

余談ですが、帰り道にスーパーでお水を買い足そうと寄った際、家族が「レジ、結構混んでて長そうだし自分が並んでおくから、食べたいポテチでも見てきたら?」と言ったので、ほんの一瞬別行動をしました。日本のスーパーやコンビニの感覚で日本人の女が1人でウロウロしてポテチを見ていたら、両隣をピタっと雰囲気の悪い男性2人に挟まれ恐怖。全速力でレジの家族のところに戻りました。この旅行で一番怖かったです。ポテチを持ってくる余裕はゼロでした。こういう油断が良くないんだな、と改めて気を引き締めました。