物欲ダイアリー

どうしてこの世は欲しいもので溢れているの

4日目@ヴェネチア

この日は1日ヴェネチア観光。初めてだったので、ムラーノ島へは行かずに本島だけを周りました。

この旅行の中で、やはりヴェネチアが一番気温が低く寒さを感じました。

 

朝食

ホテル内でビュッフェ。こじんまりしたホテルなので朝食会場も小さめで、6組くらいが入れば満席といった感じ。エリアに入ると、スタッフの方が「コーヒーはどうする?」と聞いてくれて、カプチーノをお願いしました。

パンやペイストリー、ハムとチーズ、グラノーラやヨーグルト、カットフルーツがありました。こちらには生野菜は置いてありませんでした。

ヴェネチア観光

まずはヴァポレット(水上バス)のチケットを購入します。遠くまで行って戻ってくるルートにしようか~ということで、最初にプンタ・デラ・ドガーナやサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂に行ってみたかったのですが、どこの乗り場か分からなかったので、駅の横にあるVenezia Unica Stazione FS Santa Lucia IATに向かいます。ここは観光案内所で、ヴァポレットのチケットを購入できます。対応が悪い、という口コミを目にしたのでドキドキしていましたが、全然そんなことなくて親切でした。

券売機は混雑しているし、慣れない観光客で進みも遅いのでこちらに立ち寄って購入するとあっという間です。職員の方に「どこの乗り場から乗れば良いですか?」と聞くと「Eですよ~!」と教えてくれて、歩いてEの乗り場に。

待合室からの眺め、水面が日差しを浴びて綺麗でした。ヴァポレットの1日券を購入。

ここにヴァポレットが着けられて、乗車します。

少し待って(時刻表という概念があるのかは分かりません)、ヴァポレットに乗ります。お天気も良く、日差しを浴びているとポカポカ。波の音も落ち着きます。

サンタマリアデッラサルーテ聖堂の外観は、改装中でした。内部はミサを受けている人でいっぱい! 

サンタマリアデッラサルーテ聖堂内部。バロック!!!

あちこち寄り道し、お散歩しながら街歩きを楽しみました。

プンタデラドガーナまで行くと、視界が開けて目の前に大運河が広がります。

運河とともに生活するってどんな感じなのでしょう

 

 

アカデミア橋と橋からの眺め とてもヴェネチア

ふらふら歩いていると、荘厳な建物や可愛い雰囲気の建物に出くわすことが多々ありました。


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ヴェネチアに来てエルメス行く人って少ないんじゃ…?と思い入店するも、玉砕。

ヴェネチアにもハイブランドが軒を連ねます

そういえばまだジェラートを食べていないね!と目に付いたVenchiへ。Venchiと言ったらチョコレートでは?という決めつけから、チョコレートフレーバーを2つ選択。

イタリアでVenchiデビュー🍦

ランチタイム@Trattoria Alla Rivetta

ゴンドリエも御用達の、いわゆる地元のお店。店内にいるイタリア人全員が、大声で元気に喋って笑って食べていました。みんな元気、私の数倍は元気。英語は通じず、メニューはグーグルレンズの翻訳で何となく把握し、店員さんのイタリア訛りの英単語と我々の日本語訛りの英単語で注文。

フリットと、シーフードラザニア。最高に美味しかった!!!

本当に本当にとても美味しかったです!私も家族も、ここのお料理がイタリア旅行でいちばん美味しかったと思っています。また行きたい。

サンマルコ広場・サンマルコ寺院

空が広い~!!!!!!

サンマルコ寺院を背にしたサンマルコ広場

モザイク画、すごい!私が間近で見たことのあるモザイク画ってシンデレラ城のあの作品だけなので、見渡す限りの壁一面どころか天井、クーポラまでもが埋め尽くされて言葉になりません。

見渡す限りのモザイク画
見渡す限りのモザイク画


金色のまばゆいモザイク画、凄い。また、有料コースだったのでパラドーロも見られました。12世紀に造られたなんて信じられません。

左の写真の裏が、右の写真。迫力美しさ大きさ荘厳さなど、まったく伝わらない写真

海洋都市として花開き繁栄したヴェネチアの、当時の圧倒的な力を感じました。贅。バルコニーにも出られたので、上からサンマルコ広場を一望。美しいですね

壮大
細かな部分まで手が込んでいる装飾
夕暮れのサンマルコ広場周辺から

ヴァポレットの罠

日も沈んできたので、そろそろ戻ろうかとサンマルコ寺院近くの駅からヴァポレットに乗ろうとしましたが、待合室が既に波で揺れる揺れる揺れる。大きな運河?海?に面しているので、波が大きいのです。私は船酔いしやすく、ちょっと頑張ってみたのですが、この揺れで待っていたら絶対に大変なことになるという確信がありました。ヴァポレットが到着しいざ乗ろうという直前になって「やっぱり無理 」と申告。

家族は「え?せっかく待っていま船が来たのに?」と怪訝な表情をしたような気がしましたが、そんなこと言っていられないほどの緊急事態です。なるべくちいさい運河のルートまで歩いてから帰ろう、となりました。顔面蒼白になりながら歩くヴェネチアの美しい街。路地の雑貨店で、やたらめったらメモ帳を買いました。 

徐々に元気を取り戻し、小さな運河沿いで移動できるルートからヴァポレットに乗りました。こんな感じで酔う私には、ムラーノ島はそもそも無理だったんじゃないかな?と思います。ヴァポレットでグロッキーになりたくないですし。

船酔いしやすい方は、酔い止めはもちろん(精神的に「飲んだ」という事実が大切)、ヴァポレットのルート選択、ゴンドラに乗って周る際には要注意です。なお、私はこんな感じなのでゴンドラは無理です。ディズニーシーで十分だなと思っています。

安心安全の小さい運河ルート、ありがとう


夕食@Trattoria Alle Lance

この日はホテルの近所のレストランで夕食を取りました。パスタとリゾット。サラダも食べたような気がしますが、写真がない。

ムーディーな照明で撮影が困難でしたが、美味

こちらも美味しかったです。そもそもイタリアで美味しくない食事だったことはありませんでした。食事が口に合うってストレス無く幸せで良いですよね。
夕食後は近所をお散歩して周ることに。昨日並んで食べたお店はお休みでした。昨日食べておいて良かった~!(無計画なので店休日なども把握せず)

お土産もそろそろ準備しなくてはと思いつつ、後回し。でも、閉店間際に入ったNinoというお店で試食したチョコレートが美味しかったので、買えばよかったです。

この日は昨晩より空調がほんの少しだけ効いて、張りつめたような寒さの中で眠らずに済みましたが、寒かったです(笑)