物欲ダイアリー

どうしてこの世は欲しいもので溢れているの

7日目@フィレンツェ~ローマ

フィレンツェからローマに移動します。

 

 

 

チェックアウト

起きると、家族の体調はかなり回復しているよう。かなり元気!ということで一安心。朝食もしっかり摂れました。昨日利用した併設のカフェが朝食会場で、クロワッサンやシリアル、ハム、チーズ、ヨーグルトがありました。ここでも、コーヒー何にする~?と店員さんが聞いて淹れてくれます。イタリアの観光業?接客業?の方は、英語も流暢で凄いなぁと思いました。つい簡単な挨拶でも英語で言いがちですが、なるべくイタリア語で挨拶や御礼を言おう!と心がけていました。

明るくて可愛い店員さんが淹れてくれたカプチーノ。イタリアではカプチーノをたくさん飲みました
ローマまでの移動に少し時間があったので、ばら撒き用のお土産を探します。駅の地下街?にODストアがあるらしいと知ったので、散歩がてら向かうことに。探していたMULINO BIANCOのBAIOCCHIは置いていなかったので、Baciのチョコレートだけ購入。あとはローマに賭けます!品揃えとしては、リンツのチョコレートも多かったです。

イタロに乗ってローマへ

今回の移動はイタロ。フレッチャロッサとイタロの両方に乗れて嬉しかったです。イタロは「Club」という最上クラスの席を取ったので、駅のラウンジが利用できます。飲み物を飲んでのんびりしていましたが、ラウンジ内のモニターに一向に出発ホームの番号が出ません。さすがに不安だな…ということで出発時刻の10分前あたりでラウンジを出ました。すると、駅の掲示板にはホームの番号が記載されており、乗客は乗り込むのを待っているところでした。なぜ情報が連動していない?!そんなことあるの?!と焦る我々。フレッチャロッサもイタロも、良いランクの車両は先頭なのでホームの端から端まで行かないと乗り込めないのです。日本の新幹線は階段すぐがグリーン車で、本当に最高です。というか、情報の連携がなされていない掲示板ってなに?!
何の連携も無いラウンジ内の掲示板と、ホーム内のカッコいいイタロ
車内はこのイタロのClubクラスが一番快適で列車自体の揺れも少なめ。日本の新幹線のグリーン車に近い雰囲気でした。飲み物とスナックのサービスに回って来てくれます。ここで食べたヌテラのお菓子が美味しくて気に入りました!ヌテラってアメリカ発祥だと思い込んでいたのですが、イタリアだったのですね。
見よ、このクラブのカッコよさ(?)すぐ隣に大型荷物置き場があり、持ち去りの心配もありませんでした
美味しかったヌテラのお菓子

1時間半ほどでローマに到着。ローマ到着前から都会に近づいている街の雰囲気を感じました。

バスに乗ってナヴォーナ広場まで

テルミニ駅の治安が悪い!と聞いていましたが、メインと思しき出入り口から出なかったから?あまり治安の悪さを感じる瞬間はありませんでした。
ローマでは駅近のホテルではなくナヴォーナ広場周辺のホテルを取ったので、ついにバスに乗って移動します。ローマのバス緊張するぅ!と思っていましたが、簡単でした。バス停周辺にあったエディーコラというキオスクみたいなお店で、とりあえずホテルまでの1回券(100分有効)を購入。乗り込んだバス内で打刻して、有効化します。あとは降りたい駅の前でブザーを押しておしまい。
BITの乗車券と、初見では難しかったバス停の標識
ただ、日本のバスのように親切なアナウンスは無いし、画面にバス停の名前が表示されるかどうかも車種によるよう(基本的には無いし、画面があっても駅名が間違っていることもある)なので、何個目のバス停で降りるか?など事前の把握は必須です。私は、グーグルマップや「Rome2Rio」というアプリを入れて確認し続けていました。
ちなみに、時刻表もないので「待っていれば来るでしょう」という精神が必要です。石畳の凸凹道をかっ飛ばしては急停止・急発進するバス、楽しかったです。

チェックイン@レア シルヴィア ラグジュアリー ナヴォーナ

Rhea Silvia Luxury Navonaは小さなホテルなので、フロントに人が常駐しているわけではないしスタッフの人数も少ないです。が、素敵な場所に建っているうえにスタッフは皆さん親切で、ホテル内も清潔で快適でした。
エレベーターが一基あるのですが、ドアが一部手動でエレベーター到着→自動の方のドアが開く→手動でドアを開ける→乗り込む→手動でドアを閉める→自動ドアが閉まる、という流れで新鮮でした。面倒くさくて、階段移動が多かったですが。

天井が高く開放感あるお部屋。我々のお部屋はナヴォーナ広場側に面していないのですが、窓からはマダーマ宮殿が見えます。宮殿…!
窓からの景色も異国情緒たっぷり。窓から宮殿が見えるってなに~?!と感激。やはり歴史ある建物は素敵ですよね、オシャレ。

ランチ@Cantina e Cucina と観光

ナヴォーナ広場の美しさを堪能しつつ、ランチ。ローマに来たのならカルボナーラが食べたい!と入りました。人気店のようなので少し並びましたが、割とすぐに案内されました。とても美味しかったです!もう日本ではカルボナーラを選ばないのですが(胃もたれ)、これが人生最後のカルボナーラでも良い!と思いました。

かんぱ~い!
腹ごなしに散歩しつつ、定番観光地を巡ります。
パンテオンも本当に急に開けた場所に建っていて、英語圏の観光客が大声で「Wow!!!」と言っていて大注目されていましたが、その気持ちよく分かる!!!と心の中で言いました。
カッコいい~!!!こりゃWow!!!って言うよ
サンティニャツィオ教会は全くの知識も無くフラっと立ち寄ったのですが、凄かったです、天井画が!「聖イグナティウス・ロヨラの栄光」という天井画が描かれているのですが、どれが本当の柱、窓でどれが絵なのか分からなくなります。非常に立体的に見え、天使が降りてきそうな感覚でした。
天井画をたくさん観た旅でしたが、ところで天井画ってどのようにして描くのでしょう?
トレビの泉にも行きます。ここが一番スリの危険性を感じました。泉に近づく前にコインを握りしめ、バッグを閉めて体の前に。その上からアウターのファスナーを閉め、バッグは身体に密着させておくように気を付けました。
観光客とスリとぼったくりの密集地帯、でも素敵な場所
スペイン広場も大賑わい。階段に座ってはいけないようでしたが、皆めちゃくちゃ座って写真撮影していました、自由。上まで登って、綺麗な景色を堪能。空が広くて良いですね。
建物が低いので、見晴らしがよくて空が広いです
近くにSpagnaというメトロの駅があったので、明日と明後日のバスでの移動分のチケットを購入しておくことにしました。また、券売機は難しかったので結局有人の窓口で購入。
※バス(及びメトロ、トラム)のチケットには
BIT(1.5ユーロ。打刻後100分間有効。メトロは1回のみ有効、乗換の際のルール有り)
Roma 24H(7.00ユーロ。打刻後24時間有効。バス、トラム、メトロ乗り放題)
Roma 48H(12.50ユーロ。打刻後48時間有効。バス、トラム、メトロ乗り放題)
Roma 72H(18ユーロ。打刻後72時間有効。バス、トラム、メトロ乗り放題)
CIS(24.00ユーロ。刻印後7日目の24時までバス、トラム、メトロ乗り放題)
の種類があります。
自分たちの明日以降の予定を考えると、BITを活用した方が良さそう。ということで、BITを8枚購入しました。バスは時刻表も無いし事前にチケットを持っていないと乗れない(乗れるけど犯罪だし、検札に遭遇したら罰金)ので、日本のバスとは勝手が違いますよね。
そのまま散歩しながらホテルに戻ります。そしてパンテオン近くのスーパーで、探していたお菓子を発見!お土産は決まりです!

夕食@Saltimbocca ristorante

ホテル周辺には飲食店が多数ありましたが、割と評価が高かったこちらに。店内は予約が中心で、今回もテラス席になりました。ビニールで囲まれてヒーターもあったので、特に問題ありませんでした。お料理が冷めやすいのだけはどうにもなりませんが…。
我々は少し早めの時間に伺ってすんなり案内してもらえましたが、少し時間が遅くなると満席だと断られたり「90分後に戻って来て~」と言われていたりしたので、食事の時間帯もポイントなのかも?

サラダ、フリットマルゲリータ、美味。 メニューの表紙でお勉強になりました!へぇ~!!!
ド定番メニューを注文。何を食べても美味しいです♡旅先でも、食事が口に合うのって大切だなぁと思います。
 
遠回りをしながら周辺をお散歩し、就寝。