ミラノからヴェネチアに移動します。怒涛のスケジュールですが、初めてのイタリアで行きたい都市が絞りきれず。この旅行で、好きな都市に出会おう!が裏テーマです。(そもそもの表テーマは特にありませんが…)
朝食
ホテル内でビュッフェ。イタリアでは朝から甘いパンと聞いていましたが本当に甘いパンやお菓子の種類が豊富。朝から血糖値爆上げしていこうぜ!という感じです。無難にサラダ、クロワッサンとハム数種、チーズ数種を食べましたがハムとチーズが本当に美味しいです。おかわりしました。
ミラノ中央駅のメルカート散歩
お昼にはヴェネチアに向けて出発するので「車内で食べるものの下見に行こう!」とミラノ中央駅西側、ノヴェンブレ広場に位置するメルカート・チェントラーレ・ミラノに向かいます。ミラノ中央駅はどの時間帯も賑わっていました。我々は方向音痴なので、想像以上に広いミラノ駅構内で右往左往。どうにかメルカートにたどり着きました。時間帯が朝だったのでパン屋さんが主に賑わっており、お肉屋さんや魚介のお店はランチ営業からかな?といった感じでした。2階はほとんど営業しておらず準備中感満載。方向音痴を発揮し、ホテルに戻るまでも混乱して右往左往します。方向音痴あるあるですがそうでない人には分からないでしょう、この混乱。
ミラノ中央駅内の書店でイタリア語呪術廻戦を見つけました。私は夏油が好きです。
ヴェネチアへ向けて出発
イタリアの電車は遅延上等。到着ホームは直前にならないと分からない上にストで止まるかも…という危機感を持っていたので、チェックアウト後は早々にミラノ中央駅でスタンバイ。朝の散歩の結果、車内での昼食はビストロ ミラノ セントラルで購入しました。
到着ホームは本当に10分前くらいにしか表示されなかったけど、幸いにも遅延はしていなさそうでした。
フレッチャロッサ9727、ビジネスクラスを取りました。乗車時と出発後にチケットの確認がありました。QRコードが記載されているので読み取るのかな?と思いきや、サラっとした目視だけで「一体なにを見ているんだろう…?」と少し疑問。車内はごく普通の高速列車といった感じです。我々は向かい合わせの2人席を取りましたが車内は結構空いていて、4人掛けでも相席にはならなさそうでした。
ビジネスクラスだったので、車内サービスで飲み物と軽食(小さいお水のボトル、お菓子、ジュース)のサービスがあります。我々はしっかりと持ち込んだ食べ物を食べました。
窓が雨の乾いた跡でとても汚れていて、印象的でした(笑)
ヴェネチア到着
綺麗!!!!…ディズニーシーだ!!!!が最初の感想です。駅近くのホテルを取っていたので、チェックインまでの移動も楽でした。
ヴェネチアは11月でも特にオフシーズン感は無く、道も狭いためミラノよりも人が多く感じました。何より、駅からホテルまでヴァポレットに載るorキャリーケースを持って橋を渡るのはなかなか厳しいと思います。ただ、素敵なホテルは運河沿いに多いので、いつか水上タクシーで優雅にホテルに乗り付ける未来に期待です。
ヴェネチア散歩
荷物を置いたら軽く散歩に。
定番のリアルト橋辺りまで歩いて向かいます。何気なくグーグルマップでルートを検索してその通りに進んだのですが、マイナーな経路を提案してきたためか人もまばら…。
ミラノよりも寒く、夕暮れ時で薄暗くなってきた初めてのヴェネチアはちょっと怖かったです。
リアルト橋に到着したのは17時少し前。警官が橋に侵入する人たちを制止し始めており、なぜ?なになに?と観光客全員理解できず。後ろからグイグイ侵入した人には容赦なく笛を吹き、戻るよう押し込んでいました。どうやらデモが始まるようで、橋を後にして振り返ると、横断幕が掲げられていました。ほぉ~。橋の周囲でもデモが始まり不穏な雰囲気でしたので、ホテルに近づくようプラプラしながら戻りました。
夕食@Trattoria Bar Pontini
イタリア人の夜ごはんは遅いようですが、我々は日本人。そんなに遅い時間には食べないし、混んでないでしょ~と高をくくりながらお店に向かいます。ヴェネチアでイカスミパスタが食べたかったのです♡すると、レストランの前には行列。他にお店の目星も付けていなかったですし、先ほど経験した夜のヴェネチアが怖かったのでとりあえず並びます。途中で数組抜けたり後ろに並んでいた人も居なくなったりしました。店外の席を案内されましたが寒かったので「店内はダメ?」と聞きましたが、ダメみたい。店内は立ち飲みor予約客のようです。
寒空の下でしたが、カプレーゼとイカスミパスタを注文。カプレーゼはモッツァレラもトマトも厚切りで美味しかったです。イカスミは初めて食べたのですが、濃厚でした!とても美味しかったのですが、いかんせん身体が冷えて寒い。
店内に入れる2軒目、なぜかアイリッシュパブに入りました(笑)とりあえず身体が温まり、一安心してホテルに戻りました。
事件・ホテルが寒すぎる
冷えたので熱いお湯でシャワーを浴びようとしたのですが、ホテルが新しくないから?インフラが弱いから?お湯が一定の温度で出ません。熱湯かと思えばぬるま湯、かと思えば適温。すぐにまたぬるいor熱湯。こんな調子なので湯船にお湯を張ることもままならず、温まらないままシャワー終了。なおかつお部屋の空調が効かないので、ピンと張りつめたように寒い。お部屋のクローゼットに追加の毛布もありません。
仕方がないので、この日は掛け布団の内側にホッカイロを貼りそれぞれインナーダウンを着、くっついて寝ました。こんなに辛いホテルは初めてでした、別に格安ホテルじゃないのに。ホテルに文句を言いたくなったのはここだけです。でも、電話じゃイタリア語は話せないし英語も不自由だし、フロントまで降りても人は常駐していないし、恐らく時間と手間がかかるし早く寝たかったので、このまま寝ました(笑)